イベントテーマ
数々の名作を残した宮沢賢治。そして、農業指導者や教育者であった賢治は、近年、自然との共生やエコロジー思想とも関連づけられて高く評価されることが多い。宮沢家(林風舎⇒下記概要記載参照)の協力のもと、賢治のわずか数点しか残されていない絵画、写真、自筆原稿などの貴重な品々を展示。また、作品の中に登場させた鉱物の数々を展示する。
展示物について
- 宮沢賢治関連パネル【宮沢賢治写真、絵画(複製)、自筆原稿(複製)など 合計十数点】
- 賢治の愛した鉱物展【全13点(トパーズ、瑪瑙、水晶、オパール、トルコ石、月長石、天河石、サファイア、ルビー、火山弾、モリブデンほか)】
展示物
- 賢治と妹トシ
- 初の岩手山登山
- 花巻農学校の教壇に立つ賢治
- 絵画「日輪と山」
- 自筆原稿「銀河鉄道の夜」
イベント概要
〈宮沢賢治の世界を家族で愉しむ企画展〉
日本を代表する詩人、童話作家であり、農業指導者や教育者。
明治29年8月に岩手県花巻の裕福な商家・宮澤家に生まれる。郷土岩手の地を深く愛し、作品中に登場する架空の地名、理想郷を「岩手(いはて)」をエスペラント風にしたイーハトヴと名づけた。生前は社会からほとんど評価されることのない37歳の短い生涯であったが、その空前・独特の魅力にあふれた作品群によって没後世評が急速に高まり国民的作家とされるようになった。
数多くの名作を残し、「どんぐりと山猫」「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」などが有名である。また「雨ニモマケズ」は日本人に一番愛された詩であるといわれている。
宮沢賢治の思想は幼い頃から親しんだ仏教(法華経)の影響を受け、弱者に対する献身的精神、強者への嫌悪などの要素が見られる。
また近年は自然との共生やエコロジー思想とも関連づけられて高く評価されることが多い。
※当イベントに協力いただく林風舎は宮沢賢治の実弟、宮澤清六氏の孫にあたる宮澤和樹氏が代表を務める。賢治の没後その作品を世の中に出すことに尽力した祖父清六氏と同様に、和樹氏は宮沢賢治の作品、写真などのイメージを守るために博物館等で開催される『宮沢賢治展』における協力・監修をおこなっている。
宮沢賢治に関するパネルおよび鉱物の展示
写真、絵画、自筆原稿(ともに複製)などをパネル解説にて展示いたします。
宮沢賢治作品の中に登場している鉱物の数々を展示いたします。
- アメジスト
- マラカイト
- 金剛石
- サファイア
オプショナルイベント
スタンプラリー
会場の入口にスタンプ用紙を設置。自由にお取りいただき、各ハウスメーカー内に設置したスタンプを押していただきます。全てにスタンプを押していただいた方にプレゼントを用意致します。
★プレゼント例:絵本、朗読CD、鉱物セット など
朗読会
お子供様からお年寄りまでを対象とした宮沢賢治の作品の朗読会。ナレーターや舞台俳優による本格的朗読を楽しんでいただきます。
★実施例:1日2回公演(1回30分ほど)、会場はモデルハウスリビングルームや特設テントなど、朗読作品「注文の多い料理店」「どんぐりと山猫」他